革クリーニング「Before/After」
T.S様(岡山県)

- 【クリーニング前】

- 【クリーニング後】

【製品詳細】
・Shott 製ムートンジャケット
【ご要望点】
・柔らかくしたい
【施術方法】
・ドライクリーニング
淡色系(ホワイト、ベージュなど)は、通常のドライクリーニング手順と異なる方法で対応する為、料金が少々割高になります
【事前検品】
・質感に少々ハリがあり、使用感による汚れ(ボアなど)は確認できましたが、全体的なコンディションは良好でした。
・その他シープスキン(羊革)の特性
↓

No.1「あばら骨(リブ)跡」 *等間隔に斜めに走る筋を確認
No.2「銀浮き」 *革内部組織が2層に分離することで浮き(波打ち)を確認
No.3「ダメージ加工」 *銀面にある擦れ(剥げ)は特殊加工によるものですが、ご依頼品に限らず、他製品でも肘や下袖周辺は銀擦れが露見しやすい部分でもあります。
【仕上がり】
黒ずみ及び、革のハリ感が少々軽減されつつ、現状維持の仕上りかと思われます。
【御了承事項】
・汚れの除去率は、「浸透度合い」や「汚れの成分」等によって左右されます。
・同じ革質でもタンニング(なめし)方法は様々で、染色方法(顔料・染料の割合)も製品により異なる為、クリーニングすることで元々の色合いに比べ変化が生じる場合も御座います。
・劣化が生じている部分は、クリーニング工程時の水圧・風圧に耐えうることが出来ず、不可抗力による2次破損が生じる場合が御座います。
天然素材であるレザーは非常奥の深い繊維であり、お客様からのお問合せ(ご要望)に対して、抽象的なご回答になってしまう場合が多々御座います。本当に申し訳御座いません。
仕上がりの状態がどのように変化するかは、断言できないのが現状ではございますが、お客様のご要望を出来るだけ重視した施術対応を心掛けております。
私達には様々なレザー製品を洗い上げてきた実績及び経験が御座います。
その経験を基に初検品では、「お預かりした製品状態の把握」、並びに「効果的な洗濯方法(ドライ・水洗い・表面処理)の判別」、そして、「仕上がりの予見(予想)」をトータルに判断したうえで、本洗浄の段取りとなります。
その過程で、クリーニングリスクの高い製品と判断した場合、可能な限り事前通知をさせて頂きます。
クリーニングに不向きな製品と判断した場合は、お断りさせていただく事もありますので、何とぞご理解及び御了承のほどお願い申し上げます。
K.S様(茨城県)

- 【クリーニング前】

- 【クリーニング後】

【製品詳細】
・Sehable Scooter製チャップス
【ご要望点】
・カビ除去・柔らかくしたい
【施術方法】
・ドライクリーニング
【事前検品】
・非常に硬さがあり、カビも点在しておりました。
【仕上がり】
・クリーニングをすることで柔らかくなる傾向にあります。特にドライクリーニングは形状が崩れにくく、立体感(フンワリ)と仕上がる傾向にあります。
*柔らかさの度合いは、使用頻度・保管状況・革質などにより差異がございます。
カビが激しく付着している場合は、水洗いが理想ではありますが、軽度のカビであればドライクリーニングでも十分に取り除くことが可能です。また、カビは熱に弱い点も挙げられ、温風(60度)での強制乾燥が、カビ除去に効果をもたらせる役割もございます。
クリーニング前の状態に比べ、ご要望にお応えできた仕上がりになったかと思われます。
またのご利用お待ちしております。
T.U様(京都府)

- 【クリーニング前】

- 【クリーニング後】
カビ除去をメインとしたクリーニングのご依頼がございました。

【製品詳細】
・Shott製ダブルジャケット
【施術方法】
・水洗い対応
【事前検品】
・製品一面にカビ(臭い)が激しく付着していました。
【仕上がり】
・銀面に付着していたカビ(臭)は大分除去できましたが、カビ菌からでる色素が革内部へ沈着していたこともあり、薄くではありますがシミとして残留しました。
【アフターメンテナンス】
・クリーニングで目立ったカビは除去致しましたが、革内部へ入り込んだ菌糸は、繊維構造上、完全に取り除くことが困難であります。
クリーニングで全てが簡潔るものではなく、重要な点としまして「正しい保管方法及び、メンテナンス」になります。
最良の防カビ対策として、定期的な着用になります。新鮮な空気に触れることでカビの再発はかなりの確率で防げます。また着用による革の馴染みがお客様の体系にフィットし、革の柔らかさもキープされます。
T.U様、ご利用いただき誠にありがとうございました。
B.W様(愛知県)

- 【クリーニング前】

- 【クリーニング後】
フライトジャケットの代名詞「A-2」のクリーニグ&ニットリブ交換の御依頼がありました。
【クリーニング前の状態】
・衣類全体に斑点状の白カビが露見し、ポケットフラップ裏側は特にカビが集中。
*風通しの悪いパーツ箇所(フラップ裏側、ポケット中、衿裏、エポレット裏側など)は、特にカビが生じやすい傾向にあります。
・各リブニット(袖口、裾)は、虫食い跡によるほころびが多数点在。
【仕上がりについて】
カビは綺麗に取り除け、同時修理も行なったことで、着心地が非常に良くなりました。
リフレザーではクリーニングに限らず、修理、リカラー(色掛け)の御用命もお承りしております。
是非、お気軽にお問合せください。
お客様のご要望にお応えできる様、可能な限り対応させていただきます。
【参考基本料金】
ニットリブ交換(袖口または襟単体) 8,400円~
〃 (裾のみ) 11,550円~
〃 (袖口&裾など全体) 18,900円~
S.M様(広島県)

- 【クリーニング前】

- 【クリーニング後】
【製品詳細】
・Shott製 TYPE B-3
【施術内容】
・クリーニング&メンテナンス
【事前検品】
・全体にヤレ感があり、B-3特有の「ボア黒ずみ」や「糸解れ」等が目立ちました。
【施術工程】
・ムートン素材(起毛革)は基本的に形状を損なわずに洗い上げる事ができる「ドライクリーニング」が理想です。水洗いに比べて起毛が復活し易く、フンワリと仕上がる傾向にあります。水洗いのメリットも多々あるのですが、特にB-3の様な「革質」及び、「製品形状」に関しては、水洗いはNGとリフレザーでは考えております。
*ドライ工程:「本洗浄」→「タンブリング(温風乾燥:約60分)」→「自然乾燥」
【2次破損】
早速前処理を施した後、ドライ機へ製品を投入。約20分の本洗浄が終え、ドラムから製品を取り出したところ、左後肩山に破損が生じていました。
破損要因としましては、使用頻度及び、経過年数による革の劣化(特に内部劣化)が生じていた為、クリーニング工程中の風圧や水圧に堪えうることができない状況にあった可能性が考えられます。破損した部分(左後肩山)を再検証すると、「ハンガー跡による革伸びが生じている=革が徐々に薄くなっている」状況にありました。
クリーニングは多少なりともリスクがございます。このような破損等が生じないよう、最大限の注意を払って作業を進めておりますが、稀に予見できない変化(不可抗力による破損)等が生じる場合もございます。
【補修対応】
お客様へ事情をご説明し、下記画像の補修対応としてご了承いただきました。
↓

↓・デザインをキープさせるには、左右対称が理想の為、両肩に当て革を取付。ハンガーによる革伸びも防げます。

*不可抗力による破損補修につきましては、別途料金が生じます。
【サービス補修】
Fファスナーをスライドさせる際に「見返し革」がスライダーに噛んでしまい、滑らかに動かすことができないとご指摘を頂きました。不均一だったコバを、均一に処理(カット)したので、滑らかにスライドできているかと思われます。
↓

お客様の大切なレザー製品に2次破損を生じさせた事につきましては、大変申し訳なく心からお詫び申し上げます。
尚、その後の修理対応では、快くご快諾いただき誠にありがとうございました。
今後とも変わらぬお引き立てのほど、宜しくお願い申しあげます。
S.H様(東京都)

- 【クリーニング前】

- 【クリーニング後】
【製品詳細】
・アイテム「Lewis Leather製ライダースジャケット(Vintage)」
・革質「牛革」
【施術内容】
・クリーニング(セカンド品購入の為)
・総裏地交換
【作業工程】
☆ビンテージ製品を洗い上げるうえでの主な留意点
1. 糸の劣化 → 縫い合わせ部分から糸解れが生じる
2. 革の状態 → 著しい劣化は変質・2時破損の可能性あり
3. 汚れ具合 → ソフト洗いに徹し、経年変化によるアジを維持 等々
これら留意点を注視しながら検品→本洗へと作業を進めております。

↑
使用頻度によって生じる銀面の擦れが下地露見となり、黒ずんでいきます。「汚れ」以上に「銀擦れ」が主要因(革の特性)であります。
これら黒ずみは強力な溶剤や過度なブラッシングを行っても完全に取り除くことは困難であり、返って銀面を痛めてしまう為、「経年変化によるアジ」を可能な限り残しつつ汚れを取り除くよう、ソフト洗いに徹しております。
↓ Before & After画像(総裏地交換)


画像1「タグ移植」 画像2・3「レザー同様、裏地に新規アクションプリーツ作製」
【仕上がり】
クリーニングと修理(裏地交換)を同時依頼するお客様が増加傾向にあります。
メリットとして、「着心地が増す」「臭い軽減」等が挙げられます。
レザーは強度があり長持ちするのですが、裏地に使用される素材(コットンやナイロン等)は、レザーに比べて耐久性が劣ります。ある程度の汚れや破損はアジと捉えることもできるのですが、度を越してしまうと汚れだけが目立ってしまいます。裏地交換する際は、ビンテージ製品(製造年代など)を判断する上で必要不可欠なタグ等の備品も移植するので、デザインが崩れる事はありません。
画像だけではお伝えしにくい、クリーニング後の「質感や着心地」、そして「リフレッシュ感」は増していると判断致します。
今後クリーニングをご検討されているお客様へ、愛着ある製品の状態を再確認したうえで、「クリーニング&修理=トータルメンテナンス」も考慮してみては如何でしょうか?
その他オプション「リカラー(色掛け補修)」も行っておりますので、「紫外線焼けによる退色」「シミ」等でお悩みのお客様がいましたら、一度ご相談ください。
T.T様(福井県)

- 【クリーニング前】

- 【クリーニング後】
今回のご依頼品はAVIREX社製のA-2です。
クリーニングと同時に、各ワッペンを綺麗にしたいとのご要望をいただき、ワッペンをリカラーする稀なご依頼でした。
これは、全てを筆作業で塗り直す作業になりました。
これまた久しぶりに、面相筆の細いものを含めた数種類の筆を駆使しながら、はみ出しのないよう息を止めての作業が続きました(この緊張感は嫌いではないです)。
ジャケット全体が経年変化による擦れを起こしており、ワッペンだけが新品のようになるのは違和感が生じる可能性があったため、各色は明るくしすぎないよう調色し、輪郭をはっきりさせるように作業しました。
結果的にワッペンそのもののヤレ感は残ったので、極端に新品のようにはならず、かつ色合いの鮮やかさを戻すことができたと思います。
ジャケット等における全体の色合い回復は勿論、このような補色も可能です。時間のかかる作業にはなるため要相談となりますが、ご要望ございましたらお問合わせください。
K.W様(東京都)

- 【クリーニング前】

- 【クリーニング後】
いよいよ梅雨明け、夏本番となってきました。
革ジャンを着用する機会はなくなってくると思いますが、皆様保管状況は大丈夫でしょうか?湿度が高くなるこの季節は、カビ発生の条件が揃い易い時期でもあります。
今回のご依頼品は、残念ながら見事なまでに全体にカビが発生してしまったライダースです。
しかし、クリーニング後にはカビが生えていたことなど伺えない位に蘇っていると思いませんか?
「カビ発生の商品についてのご注意」
・リフレザーでは、作業の各段階で防カビ効果のある溶剤等を使用する為、事後にカビが再発する可能性は低くなりますが、保管時の温度、湿度が揃ってしまえば再発を完全に防ぐことはできません。
できる限り風通しのよい場所での保管、もしくは月1回でよいので陰干しをお勧めします。この時にチェックを行えば、カビが発生していても早い段階での対応が可能になります。
・カビの種類にもよりますが、色素を出すカビが付着した場合にはシミ状の「カビ跡」が残ってしまう場合があります。
これはクリーニングで除去できるものでは無く、ご要望次第ではリカラー対応での隠ぺいをお勧めさせていただきますが、それなりに料金が掛かってしまいます。
皆様、カビ防止には「使用すること」が1番です。が、時期によってはそうもいかないので「保管状況、陰干しでのチェック」に気を付けてください。
A.K様(茨城県)

- 【クリーニング前】

- 【クリーニング後】
カドヤ製「クラッシュキング ジャケット」の部分リカラー事例です。
軽いこすれにより袖のプリント文字が一部薄れてしまい、アイボリー部分にまで移染しています。これをできるだけ回復させたいとのご依頼でした。
平面の平らな素材であれば、文字の型を当てるか、マスキングを行ってスプレー吹付けで済みそうですが、ジャケットの袖局面、加えて使用によるクセ皺、伸び等のある部分なのでそう簡単ではありません。
今回はすべて筆を使ったフリーハンド処理としました。過去には時折水彩画を描いていたこともあり、その感覚を思い出しながらの作業でした。(なお、お客様へは事前に、明色で暗色を完全に隠すことは難しい為、アイボリー部分の黒ずみは一部残る可能性をご説明しております。)
結果、やはりアイボリーの黒ずみは一部残りましたが、ぱっと見て文字のこすれは解からなくできたと判断しました。
今回の様な筆を使用した処置は時間がかかる為、要相談とさせていただいております。
今後、フリーペイント等が可能か方向性を探っている状態ではあります。
正式にご依頼を承ることができるようになりましたら、改めて告知させていただきます。
N.T様(宮城県)

- 【クリーニング前】

- 【クリーニング後】
3月11日に発生した関東東北大震災(津波)で、被害を受けたお品物のクリーニング依頼がございました。
【製品詳細】
・アイテム「カドヤ製Full Order / 2ピースツナギ」
・革質「牛革」
【検品内容】
・特に泥汚れが激しく、その他金属部材(ドット釦、ファスナー等)にも錆が発生

【海水に浸かった製品の主な留意点】
・微細な砂や泥などが「銀面上の毛穴」「ステッチ穴」等のブラシで手の届かない所へ浸透してしまうと、乾燥後には泥シミとして露見する場合もあり、除去が非常に困難。
・製品内部に侵入した「溜まった砂」等は、製品形状によってはクリーニングだけでは除去ができないため、一部裏地を解いて高圧エアーによって取り除く。
・海水の影響で金属部材に付着している白錆などは、「部材周辺の革」等にダメージを与えない様、可能な限り真鍮ブラシで除去。その後、潤滑剤を塗布し動きを良くさせる。
*放置期間が長いと腐食が激しくなり、機能不全を起こします。その場合は、新品へ交換することをお勧めいたします。
・繊維が結合され質感が硬くなっているので、「油分補給と揉み」を十分に行う。
【仕上がり】
上記留意点の下、手間暇かけて作業を務めたこともあり、付着していた汚れは大部分取り除け、革質のコンディションも回復されているかと思われます。
当社製品ということもあり、腐食した部材(ドット釦)は、新品交換へサービス対応させていただきました。








