革ジャンに最高のメンテを

K.I 様(富山県)

【クリーニング前】
【クリーニング後】

1960~70年代にかけてドイツで使用されていたビンテージコート(2点)のご依頼を頂きました。

【ご要望点】
・異臭(倉庫臭?)除去
・油分補給
・裏地総交換(ボタン交換含む) 等々

その他、依頼目的の詳細が記されたお手紙が添えてありました。
製品に対する思い入れを非常に感じられる文面内容であり、そのような状況下の中、大切な製品をリフレザーへお申し出いただけた事への感謝を感じずにいられませんでした。
お客様に少しでも喜んでもらえるよう、最善を尽くさせていただきました。

【仕上がり】
・異臭については、長年しみ付いた臭いでもあり完全に取除く事は困難でしたが、同時修理(総裏地交換)も行ったことで臭いが分散され軽減しました。
・画像を見て判断できるかと思われますが、多少硬化気味の革質が柔らかくなったことで立体感がでました。
・カビも綺麗に取除けました。しかしクリーニングで完結したわけではありません。重要な事は、リフレッシュ後の正しいメンテナンス(保管)及び、定期的な着用にあります。
・同時修理(裏地交換)を行った事で、「着心地の良さ」「古着をより長く着用できる」等のメリットに繋がります。↓
iwatubo repair_320.jpg

【ビンテージのクリーニングリスクについて】
古い製品は製品全体(レザー・染色堅牢度・付属品など)に至って劣化傾向にあります。特に目視できない内部劣化が厄介であり、事前検品で確認できない点でもあります。そのような状況下でクリーニングをすると、「劣化部分の2時破損」や「油分が著しく抜けていたりすると変質が生じる」等のケースも稀に御座います。
リフレザーでは一万点近い点数を洗い上げている実績・経験があり、お客様に満足していただけるように日々向上心を持って一点一点施術対応させていただかせております。
クリーニングリスクの高い製品(クリーニングをお勧めできない製品)等の判断も大分認識できるレベルではありますが、そのような状況下であっても、革という特殊な繊維を洗う中で、予見できない変化(不可抗力による変化)が稀に生じるのも現状です。
お客様に少しでも満足していただくような仕上がり品を提供する事がリフレザーの使命と考えておりますが、レザークリーニングのリスクにつきましては、何とぞ事情ご賢察の上、ご理解及び御了承いただきたくお願い申し上げます。

コメント

 本日、品物を受領いたしました。
さっそく、箱より開けてみましたところ、革の表面に灰をまぶしたようになっていたカビがきれいにとれており、うれしく思いました。また、懸案であった古い革の臭いがかなり軽減されており、この二点だけでもクリーニングを行なってよかったと感じました。
 修理として裏地の交換をお願いしておりましたが、こちらもきれいに仕上がっています。また、もともと穴があった個所については、当て革による修理をお願いしておりましたが、こちらもよく見ないと分からない状態に仕上がっており、やっと着れる状態になったと考えています。
 ありがとうございました。

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