革ジャンに最高のメンテを

「水も漏らさぬパンチングレザー???」

【クリーニング前】
【クリーニング後】

 早いもので暦は9月となりました。
 都内近郊ではまだまだ暑い、熱い日が続きます・・・。しかし一部地方では豪雨による被害も聞き及ぶものであり、被害をこうむられた方々へは心よりお見舞い申し上げます。

 そんな豪雨とは比較になりませんが、自分も通勤時の局地的豪雨にはカッパを着る間もなく濡れ鼠になるという小さな被害を被ることが度々ありました。
 私の普段の通勤はアドレスV125Gに乗り、カドヤのPLT-L(パンチングレザーTシャツ)を羽織る事が定番なのですが、この快適なパンチングジャケットも雨の前ではパンチングの穴からシャワーを浴びるようなもので、撥水性は望むべくもありません。

 が、暫く前に国営放送の科学解説番組において、「撥水加工を行ったザルに水を注ぐとどうなる?」という映像が流されました。結果はザルの目から水はこぼれず、ボウルのように水を貯めるのです。
 これを見た瞬間に、私の灰色の脳細胞にも小さな閃きが生じたのです。「パンチングレザーに撥水加工を行うとどうなるのか!?」

 さあ、毎回前置きが長くて申し訳ありません。ここでbefore&afterの写真です。
 早速実験しました。私物のPLT-Lに撥水加工を施して、恐る恐る水を注ぐと・・・
答えは写真の通り!見事に弾いた水を貯めているではありませんか!!これぞ通気性は損ねずに水は漏らさぬパンチングレザーだ!!!と喜びに浸ったのです。

 しかし・・・この喜びは長くは続かず・・・。溜まった水をタオルで軽く拭き取ってから、再度水を掛けると・・・、ゆっくりと水がパンチングの穴から染み込んで行きます・・・。
 パンチングの直径2mmはフッ素粒子が強固に固着するには大き過ぎるのでしょう。軽い摩擦などでパンチング部分の撥水効果は薄れるものと思われます。
 恐らく、雨天通勤に使用したとしても、雨の浸透を防ぐには一時的な効力を発するにとどまると思われます。
 やっぱり「K'S RAIN T-3」のようなカッパをきちんと着るのが吉です。

 但し、撥水加工は革に汚れが付きにくくなる「防汚効果」が確実にあります。まだまだ続く熱い日々において使用するパンチングレザーに撥水加工を施すことは、決して無駄なことではないのですよ!!

 

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