Ref Leather Produced by KADOYA

クリーニング適正診断

事例紹介

2013.9.12

H.Y様(富山県)

クリーニング前

クリーニング後

 9月も早2週間が過ぎようとしています。
 夜の空気には確実に秋の気配が増してきているのを感じ、今シーズン一番に革ジャンへ袖を通す日はいつかと待ち遠しくなってきています。と同時に、お預かりしているご依頼品を納期より少しでも早く仕上げなければ、と気が焦っても来る季節です。

 今回のご依頼は、弊社ヘッドファクトリーのAS-1です。
残念ながら転倒により傷をつけてしまったとの事、何とか目立たなくしたいとのご要望でした。

 このような傷の御相談も時折受けますが、傷を完全に見えなくすることは困難です。完全にとなると該当部分の革を交換するほうが確実ですが、修理費用はそれなりに・・・。
 できるだけ目立たなくするということでご了承を頂けるものであれば、今回のように顔料を使った補色で対応致します。
 
 浅い傷は顔料だけで隠ぺい可能ですが、ご依頼品の肘などは少々深い傷が付いていた為、皮革補修用のパテをごく薄く盛った後に補色の対応をとりました。
 パテの盛り加減、難しいんですよ・・・。少し盛ってはペーパーを掛けて・・・、もう少し盛ってはペーパーを掛け・・・。やりすぎると革の質感がなくなります。
 結果、浅い傷はほとんどわからない程度に、やや深い傷は当初より目立たなく、といったレベルに仕上げました。

 せっかくの一張羅に傷が・・・というお客様。よろしければ一度ご相談ください。

 なお、現在クリーニングでは1ヶ月、リカラーでは1ヶ月半程のお預かりを申し出る状況です(ご依頼品の状態により前後する可能性あり)。
 秋の革ジャンシーズン開始に間に合わせたいというお客様はお急ぎください。